積極的休養について
皆様こんにちは! 池上駅より徒歩3分にあるパーソナルトレーニングスタジオユーです! トレーニングを始めたばかりの方の多くはがむしゃらにトレーニングを毎日すれば早く痩せられる、早く筋肉をつけることができるといった誤解をされている方がいらっしゃいます。 トレーニングをする上ではがむしゃらに体を動かすよりトレーニングをしつつきちんと休養をとることが非常に重要になってきます。 本日は積極的休養について解説していきます。
目次
積極的休養とは?
積極的休養とはアクティブレストとも呼ばれ、疲労時にあえて体を動かすことで血流を促進し疲労物質をより効率的に排出させる休養方法のことです。 「睡眠・休養・安静」などの消極的休養に対して積極的休養と呼ばれています。
元は連戦するスポーツ選手などが素早く疲労を抜くことを目的として作り出された疲労回復法です。
状態に応じて選ぼう
平日に疲れが溜まったから休日にごろごろしてすごし、結局疲れが取れない…という経験をされた方はいるのではないでしょうか? 実は休日も体をほぐすような軽い運動を取り入れるようにすると、全身の血流を促進させ、血液が筋肉から心臓に戻っていきます。 筋肉が動くことで心臓のポンプ機能を助けるため、完全に横になっているときよりも疲労回復への効果が高まります。 また副交感神経の活性が優位となり、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを分泌させることで、心のバランスを整えるはたらきが期待できます。 積極的休養は前述したとおりアスリートの素早い疲労回復を目的として考案された体の仕組みと言われています。
日々の疲れにも積極的休養を!
積極的休養は日常の疲れにも応用でき、デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢をとり続けるような作業の場合、全身の血行が悪くなって筋肉がこり固まり乳酸がたまってしまいます。 このようなときにも軽い運動やストレッチをすることで、筋肉に蓄積した乳酸を追い出し疲労回復をすることができます。
消極的休養が必要な時とは
積極的休養は活動を一定程度維持しながら休養をとる概念です。 しかし強い疲労を自覚したときにはしっかりと休養をとり体を回復させることが必要になります。 家でごろごろしたり、入浴や読書などをしたりしてからだを動かさずにゆっくり休むことを、「消極的休養」と呼び、真面目な人ほど休日でも「サボっていてはいけない」とついつい「適度」を超えた活動をしてしまいがちになります。 ときには躊躇なく消極的休養をとらないと、疲労が蓄積して体内の調和がとれなくなってしまいますので注意しましょう。 とはいえ、これは、副交感神経優位の時間が長く続くことで心拍・血圧が低下し、疲労物質も体内に残りやすくなるためです。少し回復した時点で、積極的休養に切り替えることも大切です。
消極的休養は長く続けるとかえって疲労感が蓄積し疲れやだるさ、頭痛などが生じることもあるので注意しましょう。
本日のテーマはいかがでしたか? シーンに応じて積極的休養と消極的休養を使い分けることで、日々のパフォーマンスの維持と向上に活かしていきましょう。
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